ファミリーで楽しめる海水浴!こどもの「海ってなーに?」に答えられますか?

暑い日が続いて、夏のレジャーの楽しい季節!
毎日暑い日が続きますね!
夏好きの方にとっては、海やプールなど夏のレジャーが本格的に楽しめる、絶好の季節ではないでしょうか。
私事ですが先日、プールも楽しめる某スーパー銭湯に行ったのですが、開店前だというのに大行列!入るまで何時間もかかるという事で、その日は諦めて他の銭湯にいきました。
夏休みという事もあって、やはり家族連れの方が多かったです!海やプールはファミリーで楽しめるいい遊びスポットですよね。
プールはもちろん特に海など、いつもと違うロケーションにお子様は好奇心いっぱいですよね。
そんなとき、色々質問されるけど答えられなくて困った!という経験をお持ちの方はいませんか?
というわけで、今回はファミリーで海水浴に行かれる方必見(?)!
お子様の海に関するいろんな質問にそなえて、解答を考えてみました!ぜひぜひ、海に行かれる前に、読んでみてくださいね!
Q.うみってなーに?
かなりシンプルな質問ですね。でもプールでは見られない、押しては返す波や、青い色、しょっぱい水など、海って一体何なんだ!?と疑問に思うのも当然な不思議な事がたくさんありますね。
海って何?と聞かれると、そういえば何なんだろう…と考えてしまいますよね。
海とは、辞書によると、「地球の表面のうち,海水をたたえた部分。」「地球上の陸地でない部分で、全体が一続きになって塩水をたたえている所。」と書いてあります。
簡単に言うと「地球上で、陸地じゃなくて海水が満ちている広いところ」という事ですね。なんと地球の約4分の3を占めるそうです!
海の始まりは地球ができた後のことです。
およそ46億年前の地球は岩石が溶け出したマグマに覆われていました。水はなく、水蒸気となって大気中に含まれていました。やがて地球の温度が下がり、空気が冷えてくると、空気の中にあった水蒸気が大雨となって地球に降り注ぎました。この大雨が約1000年も続き、現在の海のもととなる原始の海ができました。
というわけで、お子様の「うみってなーに?」にはこう答えましょう!
「地球ができた頃にたくさん雨が降ってできた大きな大きな水たまりだよ」
Q.なんでうみのみずはしょっぱいの?
初めて海に入ったお子様は、海水がしょっぱいのに驚かれるのではないでしょうか?私もこどもの頃に海の水を飲んでしまってすごく苦しんだ思い出があります…
海水がしょっぱいのは塩が溶け込んでいるためです。この塩、もともとは陸地の岩石や土の中にあったものです。
先ほどの海の始まりとなった大雨ですが、その雨は塩化水素が含まれている塩酸の雨、酸性雨でした。岩石などに含まれるナトリウムは塩酸に非常に溶けやすい性質を持っています。塩酸にナトリウムが溶けると、中和して塩化ナトリウム、つまり塩になります。酸性雨が川となり流れ行く間に、岩石などに含まれれるナトリウムを溶かし、塩化ナトリウムとなり、海に流れ込みました。そして現在のしょっぱい海となったと言われています。
お子様に説明するのは少し難しいかもしれないので、
「雨が降って川になって海に流れるまでに、いろんなものから塩をもらってきてるからしょっぱいんだよ。」とお答えするのはいかがでしょうか。
Q.なんでうみのみずはあおいの?
これもよく聞かれる事かもしれません。
青い海。でも手ですくってみると透明の水になってしまう…!お子様にとってはまるで手品みたいな事ではないでしょうか?
空の色が影響しているというのも間違いではありませんが、それが全てではありません。
海の青さは太陽の光と関係しています。太陽の光は白く見えますが、じつは「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色が混じり合ったもの。
そのうち青以外の色の光は海水に吸収されてしまいます。青色の光は、吸収されずに海の深いところまで進んで行きます。それが海中にいるプランクトンや海底に反射して、再び海面に戻ってきます。それを私たちは見ているので、海の水が青く見えるのです。
お子様に説明するのは難しいですが、「太陽の光の中で、青いのが一番強くて、他の色は海の中で消えちゃうから、青いのしか残らないから海は青く見えるんだよ」と説明してみてはいかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
こどもの質問は時々ハッとするほど難しい事がありますよね。大人が何も考えずにそういうものだと思っている事に疑問を持って「なんで?」と聞かれるので、「そういえば何でだろう?」となることもしばしば。
でもそこでさっと答えられたら、かっこいいですよね!
海に関していろいろ質問された際は、ぜひ上記の事を参考にしてくださいね。
暑い夏がまだまだ続きます!熱中症や水分不足には気をつけて、ファミリーでのレジャーを楽しんでくださいね!