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処方せんがなくても気軽に活用!地域の健康を支える「健康サポート薬局」って?

処方せんがなくても気軽に活用!地域の健康を支える「健康サポート薬局」って?

地域の健康を支える薬局「健康サポート薬局」はじまる!

今年4月に施行された「健康サポート薬局」をご存知でしょうか?
健康サポート薬局とは、かかりつけ薬剤師が常駐する、かかりつけ薬局の機能を備えている事を前提に、地域住民の健康を積極的にサポートする機能を備えている薬局の事です。
※かかりつけ薬剤師って何?という方はこちらのコラム『今年4月から始まった「かかりつけ薬剤師」費用は?メリットは?一体どんな制度?』をごらんください。

健康サポート薬局ができることで、今までの薬局と何が変わるのでしょうか?私たちの生活に変化はあるのでしょうか?そもそも何のために健康サポート薬局ができたのでしょうか?
今回は、健康サポート薬局についてご紹介します。

増え続ける医療費…。薬局を活用して医療費を減らす!

病院に行って、医療費って高いなぁ…と感じたこと、ありませんか?
現在健康保険の自己負担額は通常3割ですよね。実はこの自己負担額、負担0からスタートし、医療費の増加に伴って1割、2割、3割とどんどん引き上げられているんです。

現在の日本の医療費、年間どのくらい使われているのかご存知でしょうか?
その額なんと40兆円!
大きな額すぎてピンとこないかもしれませんが、国家予算90兆円に対して医療費が40兆円。国家予算の約40%以上もの金額が医療費となれば、いかに多大な金額が使われているのか分かるかと思います。

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※厚生労働省のホームページより引用

現在国民の4人に1人が65歳以上で、今後も高齢者の人口割合は増えて行く一方…。特に団塊の世代が75歳以上となる2025年以降は、4人に1人が後期高齢者(75歳以上)となる超高齢社会となります。

医療費はこれからも増え続けることが予想されており、大きな問題となっているのです。
このままでは窓口での自己負担額が3割からさらに引き上げられる可能性も…!?

そんな増え続ける医療費を抑制するため、健康サポート薬局制度がうまれました。
日頃から薬局や薬剤師を活用してもらうことで病気を未然に防ぐ事ができれば、病院にかかる回数が減り医療費が抑えられますよね。
また、薬剤師が患者さんの服薬情報を知っていれば、今飲んでいる薬と同じような薬が病院から処方されても、重複を指摘できるので、余分な薬代を抑える事もできます。

また医療費の抑制だけではなく、厚生労働省の推進する地域包括ケアシステム(高齢者が住んでいるところから約30分以内で介護や医療、生活支援など、安心して暮らすためのサービスが一体的に受けられる体制のこと。)の推進も、健康サポート薬局が生まれた背景にあります。

各機関の垣根を越えて、地域全体で高齢者を支えていくための仕組みをつくるため、薬局も調剤だけをするのではなく、地域住民の健康を支える機関としての機能が期待されているのです。

健康サポート薬局って、つまり何をしてくれるの?

医療費の抑制についてはわかりましたが、私たちにとって身近に感じられる利点は何かあるのでしょうか?
いろんな活用の仕方ができる健康サポート薬局ですが、以下の2点が利用される方にとって大きな利点になると思います。

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<服薬情報を一元管理して、適切な指導をしてくれます>
例えば、A病院、B病院というふたつの病院にかかっているとします。
それぞれのお医者さんは患者さんの症状に応じたお薬を出しますが、その場合、A病院、B病院から同じような薬が出されてしまう事があります。

かかりつけ薬剤師は患者さんのお薬の情報を把握しているので、「A病院からもあの薬が出ていたな。重複しているな。」と気づき、その旨をB病院に連絡して処方を変更してもらいます。

患者さんは同じような薬を重複して飲む事が避けられますし、余分なお薬代を払う事もなくなります。

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<薬や健康に関する相談に、24時間いつでも乗ってくれます>
お薬に関する事に限らず、健康のことや家族の介護の事、生活習慣の事など、気になる事は何でも相談していただけます。

薬局が空いていない時間でも大丈夫!かかりつけ薬剤師を登録しておけば、24時間電話などで相談して頂けます。
薬局だけで解決できない事は、連携している他機関へのご紹介もおこないますので、どこに相談したらいいかわからない、という方もまずは薬局へ行って話してみてくださいね。

健康サポート薬局をフル活用!健康な生活に役立てよう!

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病院に行くほどでもないけど少し気になる症状がある…いろんなところから薬をもらってよくわからなくなった…そんな時こそ健康サポート薬局の出番です!

グリーンメディック薬局では、開局当初から地域の皆様に開かれた薬局として様々な取り組みをしています。

「夜中に急に体調が悪くなった!薬が余っているけどこれ飲んでもいいのかな?」
→かかりつけ薬剤師にご連絡ください!お電話でのご相談を24時間受け付けています。またアプリを使って薬剤師とメッセージで直接やり取りしていただくこともできます。こちらも24時間いつでも受け付けています。(かかりつけ薬剤師が不在の場合は別の薬剤師が対応いたします)

「病気じゃないけど、なんだか疲れがとれない…なんとかしたいなぁ」
→症状を薬剤師にお話してください。薬剤師が症状に応じて自家製剤の販売、処方せんのいらない薬をお分けする零売を行います。
状況によって、最適な受診医療機関のご紹介もします。

「介護やお薬について相談したいけどどこで相談すればいいのかな?」
→地域包括支援センターとコラボして個別介護・お薬相談会を実施しています!お気軽にご相談ください。

「気軽に運動したいけど、きっかけがないなぁ…」
→今後、地域の皆様に参加していただけるノルディックウォークイベントを開催していきます!1人で運動しようと思ってもなかなか続きませんよね。みんなで楽しく歩いて健康になりましょう。ノルディックウォークは体への負担が少なく、運動効果が高いウォーキングです。

その他にも健康のために減量したい…禁煙きっかけがほしい…体力が落ちてきたから何か良い運動はないかな?などなど。
お薬のこと以外でも何でもお気軽にご相談くださいね。

どの薬局も健康サポート薬局になれる?

厚生労働省は2025年までに健康サポート薬局を1万〜1万5千軒登録する事を目標としています。

とはいえ、どの薬局でも健康サポート薬局になれるわけではありません。
信頼できない薬局に、ご自身の健康を委ねることはできませんよね。
地域住民が安心して薬局を活用できるよう、以下の要件を満たした薬局が健康サポート薬局に登録できます。

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これらの要件を全て満たした薬局が健康サポート薬局に登録できます。地域のための取り組みをしている薬局とそうでない薬局が明確になるので、薬局にとっては明暗の分かれる制度ともいえます。

しかし、利用する方からすれば、薬局のレベルが定量化されることはとてもメリットになりますよね。健康サポート薬局を名乗っている薬局は、国が定めた基準をクリアしているということなので、薬局を選ぶ指標になります。

国は現在55,000軒ある薬局を30,000軒まで減らそうとしており、今後薬局の序列化はますます進むと考えられます。ただ薬を「もらう」だけだった薬局を、利用者が積極的に「えらぶ」事のできる機関へ。
薬局は「もらう医療」から「えらぶ医療」へ変化しています。

健康サポート薬局の登録は今年の10月から始まります。
この健康サポート薬局制度をきっかけに、ご自身の健康のサポート役として信頼できる薬局と薬剤師を選び、活用してみてくださいね!

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