電動歯ブラシは買い?気になるので、自分で効果を調べてみた。

最近、電動歯ブラシが気になっています。
私は小学生・中学生・高校生とずっと歯医者さん通いをしてきたんですけど、そもそも歯医者さんに通うのって面倒くさいなぁっていつも思うんですよね~。
今でも、年に1度の健康診断で見つかる度に歯医者さんにお世話になっていますが、ちゃんと歯磨きしているのに、変わらずできてしまう虫歯に「はぁ、なんでだよ~~~」とイライラしちゃいます。
もしかしたらこの記事をご覧のあなたも、「そうだよね~」と共感していただけるのではないでしょうか?
で、そんな思いを毎年のように感じるのですが、ひょんなことから電動歯ブラシの記事を見つけ、その記事で電動歯ブラシがとってもオススメされていたのをきっかけに、電動歯ブラシについて調査してみることにしました!
でも、「そもそもデンタルケアってどのくらい重要なのか?」ということを理解していないと、電動歯ブラシを買ってまで歯磨き習慣を変えるのも気が引けるので、まずは、デンタルケアを怠った場合のリスクについて調べてみました。
デンタルケアを怠って虫歯を放置した場合のリスクは?
「きちんと歯を磨かないとどんなリスクがあるんかな?」
そもそも論ではありますが、気になったので調べてみました。
すると、なかなか衝撃的な事実が分かりました…。
【虫歯を放置することが原因で高まるリスクの一覧】
・歯の神経に激しい痛みが生じる。
・海がたまって、その結果歯茎が腫れる。(最終的には歯茎を切開することにもつながりかねない…。)
・噛み合わせが悪化し、顎骨骨髄炎(腫れたり、歯がぐらぐらになる)や、体のバランスに悪い影響を及ぼし転倒するリスクを高める。
・脳梗塞や脳腫瘍、心筋梗塞などになる。(血管に虫歯菌が侵入することで全身に細菌が広まってしまうことが原因。)
・顔面神経麻痺になる。
これは歯科医師さんのウェブサイト(nishinagakuku-shika.net)で見つけた情報です。
正直、虫歯が原因で死に至るってのにはドキッとしました。
「面倒くさいから歯医者さんに行かない」なんてのは、死のリスクを考えたら本当に些細なことだと痛感しました。
これを読んで、きっとあなたも歯磨きの重要性を認識していただけたと思います。
ですので、今は「よし!ちゃんと歯磨きしよう!」と決心されましたよね?
というわけで、ここからは本題である「ちゃんと」歯を磨くためのツールとして、「本当に電動歯ブラシには効果があるのか?」というトピックに移っていきましょう。
電動歯ブラシの効果は?
さて、それでは次に気になる電動歯ブラシの効果のお話です。
結論から言います!
電動歯ブラシの効果は…、
・きちんとブラッシングできない人には効果は薄い。
・電動歯ブラシの機種によっては、明確に手動の歯ブラシよりも歯垢や歯肉炎を減らすことができることを示した文献もある。(参考:http://haitabook.com/powered-toothbrush内の、Yaacob, et al. Cochrane Database Syst Rev. 2014 Jun 17;6)
とのことです。
しかも、ぐうたらな私にとっては非常に残念なことに「電動歯ブラシは決して万能ではない」とコメントしていらっしゃる歯科医師さんも…。
でも、電動歯ブラシも機種によっては、明確なメリットがあります。
まあ、メリットがないのであれば、だれも使用しないので、多少は効果があるのは当たり前ですよね。
それに、「機種による」という声もあったので、その点はしっかりと考慮に入れる必要がありそうです。
というわけで、ここからは歯科医師さんもオススメしている人気の電動歯ブラシと、その電動歯ブラシの特徴を紹介したいと思います。
歯科医師もオススメする電動歯ブラシは?
具体的に人気の電動歯ブラシの話に入っていく前に、まずは電動歯ブラシの種類についてお伝えします。
というのも、種類によって期待される効果が異なるからです。
言い換えると、「あなたが電動歯ブラシに何を求めているのかによって、選ぶべき電動歯ブラシの種類も異なる」というわけですね。
というわけで、まずは電動歯ブラシの種類についてお伝えします。
電動歯ブラシは大きく分けて3種類あります。
1、音波ブラシ
2、超音波ブラシ
3、電動歯ブラシ(音波なし)
1,3の「音波ブラシ」と「電動歯ブラシ」は、使う目的の点では違いはありません。
どちらも、プラーク(歯垢)を除去するという目的で用います。
プラークは、放置しておくと歯石になってしまいます。
で、この歯石は、お口の中を虫歯菌の住みやすい環境にしたり、口の中の肉の部分(歯肉)を刺激したりします。。
ですので、1,3タイプの電動歯ブラシはプラークを除去するという目的で使用することになります。
…と、ここまで1,3タイプの電動歯ブラシを使用する目的をお伝えしました。
それではいよいよ、これらを踏まえたうえで、1,3タイプの中でオススメの電動歯ブラシを紹介していきます…!
【プラークを除去する電動歯ブラシでオススメのもの】
・ブラウン・オーラルB(回転振動タイプです。「手磨きと比較した場合、歯垢除去率が8%アップする」というのがキャッチコピー。)
・オムロン メディクリーン(音波式。「日本のメーカーが日本人のために作った」という経緯があります。)
特に、オーラルBに関しては、PubMedという医学データベース内にある論文でも、「歯垢除去率がほかの電動歯ブラシよりも優れている」という主旨のものが見つかるほどの高評価のようです。
しかも、今からお伝えする2番タイプの超音波を発する歯ブラシよりも歯垢除去率が優れていると伝えている論文もあるようです。(一般的には超音波ブラシが、他の歯ブラシよりもプラーク除去率の面では優れていると言われています。)
このように、「プラーク除去率」という視点において、オーラルBは超音波ブラシよりも優れているという声もありますが、その一方で超音波ブラシにはプラーク除去率以外に、他の音波ブラシにはないような効果があります。
その例としては、
・音波歯ブラシでは剥がし取れなかった歯垢の中の1つの成分である不溶性グルカンという成分を破壊できる。
・歯垢ポケット内にある細菌がフィルム状で固まった塊を剥がすことができる。
・歯周病に関する治りを促進する。
などが挙げられます。
さて、こんな特徴のある超音波ブラシですが、「超音波歯ブラシ」という具合にジャンルとして存在するにも関わらず、実は、フィリップス社のソニッケアーだけが本当の「超音波歯ブラシ」と言われています。
ですので、あなたが超音波歯ブラシの特徴を踏まえて「コレにしたい!」と感じたら、それは必然的にソニッケアーを選択することになってしまうというわけです。
言い換えると、「超音波歯ブラシ」には、選択肢の余地がないんです。
でも、このソニッケアーは日本での歯科業界でのシェアがNo.1と言われているくらい人気の機種です。
ですので、たくさんの人が使っているという点で、安心して使える機種ということは間違いありません。
というわけで、ここまでのお話を踏まえ、
・ソニッケアーよりもプラーク除去率が高いとも称されるオーラルB
・唯一の超音波歯ブラシであるソニッケアー
これらの2つの機種がオススメの電動歯ブラシと言えるそうです。
最後に
今回は電動歯ブラシが気になっているということをきっかけに、
・むし歯放置のリスク
・電動歯ブラシの効果
・電動歯ブラシのオススメ
など、色々と調べたことをお伝えしてきました。
歯に関しては、
・噛む回数を増やすことによる健康面でのメリット。
・歯の噛み合わせで損してる?スポーツでのパフォーマンスの違い。
・電動歯ブラシ使用者にインタビュー。
などの記事も検討しています。
では、またご覧いただきありがとうございました。