切り花(バラ)の寿命を長持ちさせる方法は延命剤だけじゃない…?

いやぁ、びっくりしました。
何にびっくりしたのかというと・・・。
私たち、切り花の実験をしたんですけど、その結果に驚いたんです。
まさか、延命剤よりも「効果がつづく除菌スプレー」の方が、切り花を長持ちさせられるとは思ってませんでした。。。
「そもそも、どうして切り花は枯れるのか?」という理由を考えたら、当たり前といえば、当たり前なのですが、かなり驚きました。。。
特に、切り花を浸している水の菌の多さには衝撃を受けました。(あとで、その数値も紹介します。)
というわけで、今回は切り花が枯れる理由とともに、私たちが行った切り花実験の全てをお伝えします。
何も対策を講じない場合の、切り花(今回はバラの切り花を使いました)の寿命がどのくらいかも分かりますよ〜!
では、まずは切り花が枯れる理由からお伝えします。
どうして切り花は枯れるのか?理由をシンプルに説明します。
とある花市場さんのホームページによると、「お花が長持ちしない理由」として以下が挙げられています。
■お花がすぐしおれたり、花首が曲がるのはなぜ?
花瓶内にバクテリアが繁殖するから。
バクテリアが繁殖し、お花の水を通る管(導管)で繁殖し、内部組織を破壊し、導管を詰まらせます。
(茎の切り口から5センチまでに繁殖します。)
茎を切る時に空気が入るため。
茎を切る時に導管に空気が入り、水の流れが止まってしまうからです。
■最後まで咲かずに枯れてしまうのはなぜ?
栄養分が不足するため
根から切り離されたため、栄養分が根から供給されず、長く咲き続ける力、蕾を咲かせる力がなくなるためです。
引用元:下関合同花市場
ここで言おうとしていることをもっとシンプルにまとめると、
・バクテリア(菌)
・空気
・栄養
という3つの要素が花が枯れる原因として挙げられます。
なので、切り花を長持ちさせる方法としては、
・菌を繁殖させないようにするために、水に浸かる部分の葉をカットする
・一度入ってしまった茎の中の空気を押し出すために、水切りを行う
・花に栄養分を与えるために、栄養分を含んだ延命剤を用いる
などがあります。
※水切り:水の中に入れた状態で、茎を斜めにカットすること。
上で見たように、花が枯れる原因に対してそれぞれ適切な対策があるわけですね。
でも、効果がつづく除菌スプレーを扱っている私たちは、「菌が原因の一つなら、菌が繁殖しない環境を作ったら、切り花の寿命はもっと長くなるんじゃないかな・・・?」と思いました。
そんな背景があり、実験してみることにしました。
バラの切り花を長持ちさせる方法選手権〜水vs延命剤vsGMの除菌剤〜
まずは、簡単に実験のアウトラインを説明しますね。
比較する対象は、以下の6つです。
1、水を毎日取り替える
2、水を取り替えず、放置
3、10倍希釈の除菌剤を毎日取り替える
4、10倍希釈の除菌剤を取り替えず、放置
5、延命剤(切り花長持ち剤)を毎日取り替える
6、延命剤(切り花長持ち剤)を取り替えず、放置
水vs延命剤vsグリーンメディック薬局の「効果がつづく除菌剤」の3つを軸に、液体を取り替えるか取り替えないかという観点も加えて実験を行いました。
これらが「どのように変化するのか?」について、スライドでまとめたので、見てみてください。
(歯車の左にあるボタンを押せば、最大サイズで表示します。)
どうでしょうか?
最初の5日間は、どのバラも大きな違いはありません。
一方で、8日目あたりからは違いが顕著に現れ出し始めました。
8日目時点では、菌の数も測ってみましたが、その計測値は見た目の違いは納得を納得させるようなものでした。

※2は水、4は除菌剤、6は延命剤(全て液体は取り替えていません)
水は入れ替えていない場合、除菌剤と比べると100倍以上も菌の数に違いがあるんですね。。。
画像にもあるように、「3000以上が不合格」というラインがあることを考えると、切り花を浸けている水の衛生面はちょっと心配になりました。
他に注目すべき点として、液体のにごりかたの推移もありますね。
こちらに関しては、1・2・5あたりが大きな変化が見られます。
15日目、16日目の5番はカビのようなものが付着していたのですが、これは延命剤に含まれている糖分がカビの栄養素となっていることが原因なのかもしれませんね。。。
では、以上をふまえてまとめに入りますね。
切り花を長持ちさせる方法として、延命剤ではなく除菌剤はいかがですか?
結論からお伝えします。
今回の実験を踏まえて、私が提案したいのは「切り花を長持ちさせる方法として、当薬局で扱っている除菌剤からつくられた『くすりやさんがつくったお花の長持ち剤』を用いるのはどうでしょうか?」ということです。
これまでは、切り花を長持ちさせるためには延命剤を用いるのが一般的でした。
しかし、スライドでお見せしたように、効果がつづく除菌スプレーの原液の方が切り花を長持ちさせることがわかりました。
そして、菌の測定値の違いから、その背景には、切り口の部分に菌(バクテリア)が繁殖しているか否かという違いが関係していそうだということも分かりました。
なので、
・菌がはびこっているのはいや。
・できるだけ綺麗にお花のお世話をしたい。
・お花を長持ちさせたい。
という想いがあるのであれば、延命剤ではなく、くすりやさんがつくったお花の長持ち剤を活用してみてはいかがでしょうか?
効果がつづく除菌スプレーは、その名の通り「除菌」するパワーがあるので、
・洗濯物の生乾きのにおい
・ノロ・ロタ・インフルエンザなどのウイルス対策
・お風呂のカビ掃除
など、菌が原因で生じる悩みを解決してくれます。
「どうして、そんなことができるの?」とか「安全性はどうなの?」という疑問がある方は、こちら(→「効果がつづく除菌スプレー」)で、その疑問ができるようになっているので確認してみてくださいね。