スパイスで身体を元気に! イチロー選手も食べていた、カレーの効果とは?

祝!世界記録達成!イチロー選手といえばカレー?
イチロー選手が日米通算で最多安打記録を超え、大きな話題となりました。
18歳からプロとして活躍され、42歳の現在でも躍進を続けられている姿に、感銘を受けた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなイチロー選手が毎日こなしているというたくさんのルーティンワーク。
食生活もそのひとつです。特に「毎朝カレーを食べる」というのは有名な話ですよね。
実は現在は朝カレーはしていないそうなんですが、「イチローといえばカレー」というイメージがある方も多いのではないでしょうか?
今回はイチロー選手も食べていた、カレーの効果について調べてみました。
カレーはいつ食べるのがいい?朝カレーのメリットとは
イチロー選手の影響で「朝カレー」という言葉を知った方も多いのではないでしょうか?
朝からカレーと聞くと一見重そうなイメージですが、実は体に嬉しい効果がたくさんあります。
カレーにはたくさんのスパイスが含まれており、食べることで脳の血流が増加して、活性化されます。
頭と身体をしゃきっと目覚めさせてくれ、集中力もアップ!仕事や勉強を始める前に食べることは理にかなっているのです。
また朝カレーには女性に嬉しいダイエット効果も。カレーに含まれるスパイスには、新陳代謝アップ・身体を温める・便秘解消などの作用があり、痩せやすい身体を作ってくれます。
注意点はたくさん食べすぎないこと。そして、レトルトを使う場合は、脂肪分が多くないかチェックしてから買うことをおすすめします!
量が少なめな朝専用のカレーも販売されているので、試してみてはいかがでしょうか?
カレーに含まれるスパイスの効能とは?
カレーの元気の秘密はたくさん含まれているスパイスにあります!
本場のインドでは各家庭ごとに独自にスパイスを配合し、カレーを作っているそうです。それが家庭の味となって、家族の元気を支えているんですね。
カレーに含まれる代表的なスパイスと、その効能をご紹介します。
1)ターメリック
カレーのスパイスといえば、ターメリックを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
ターメリックはカレーの色付けに使うスパイスで、日本でいうウコンのことです。
ターメリックにはクルクミンという成分が含まれています。
クルクミンには抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素の発生を抑える働きがあります。
また、アルコールの分解を助け、肝臓の機能を強化させる作用もあり、二日酔いの予防にも効果的です。
2)カルダモン
チャイにも使われている香り高いスパイスです。
消化器官の不調を改善し、唾液や胃液の分泌を促進する効果があり消化吸収を助けます。
発汗作用もあるため、風邪のひき始めに取り入れるのもオススメです。
3)コリアンダー
エスニック料理によく使われるパクチーの果実や葉を乾燥させ、香辛料にしたものがコリアンダーです。
カレーの味に独特の甘みを与え、濃くするために使われています。
消化を促し、胃もたれを解消したり、食欲増進したりさせる働きがあります。
ビタミンCや鉄、カルシウムなどを豊富に含んでおり、美肌効果も期待できます。さらにデトックス効果もあるため、体の内側からキレイになれるスパイスです。
4)ジンジャー(生姜)
和食には欠かせない生姜。体を温める効果はよく知られているところですね。
生姜に含まれるジンゲロールという成分には殺菌作用があり、免疫力を高める効果も。風邪に効果的なスパイスです。
5)クミン
香りと辛味付けに使われるクミン。ビタミンB2、B3、C、Eやミネラルなどが豊富に含まれています。
抗酸化作用のあるクミンアルデヒド、リモネンなども含まれ、アンチエインジング効果があります。
腸内に溜まったガスの排出や利尿作用もあり、デトックス効果も期待できます。
他にも様々なスパイスがカレーには含まれています。
ひとつひとつの効能はもちろん、それぞれのスパイスの相乗効果で、より体に嬉しい効果が期待できます。
カレー粉は大阪の薬種問屋からうまれた?
嫌いな人はいないほど国民食となっているカレー。おいしいだけでなく、様々なスパイスが体を元気にしてくれます。
今でこそ家庭の味の代表ですが、昔はカレーといえばレストランで食べるものでした。
当時出回っていたカレー粉は輸入品で価格が高く、なかなか一般家庭には浸透していませんでした。
日本初の国産カレー粉が誕生したのは1905年(明治38年)。
現在も薬の街として有名な大阪・道修町の薬種問屋「大和屋・今村商店(現 ハチ食品株式会社)」が製造を開始しました。
二代目の今村弥兵衛さんが、漢方薬をしまっている蔵からカレーに似た香りがするのに気付いたことがきっかけだったそうです。
日本初の国産カレー粉は「蜂カレー」と名付けられ、全国に広まっていきました。
漢方がきっかけで作られた国産のカレー粉。今も昔もスパイスが人々を元気にしていたんですね。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
どんどん暑くなるこれからの季節、ぜひスパイスたっぷりのカレーを取り入れましょう!
食欲がない…夏バテした…ビールの飲み過ぎで胃腸の調子が悪い…
など、夏の弱った身体にスパイスが染み込んで、元気が出ること間違いなしです!