MENU

SELECT PHARMACY

くすりのプロのおすみつき

本当に信頼できる正しい情報と商品を厳選してお伝えし、
健康と向き合える環境を作るお手伝いをしたい。

SELECT PHARMACYについてもっと見る

アレルギーの原因にも? パン、うどん、パスタにも含まれているグルテンとは?

アレルギーの原因にも? パン、うどん、パスタにも含まれているグルテンとは?

みなさんこんにちは。
毎日の朝ごはん、みなさんはパン派ですか?それともご飯派ですか?
ご飯に比べ、さっと気軽に食べれるパン派の方も多いのではないでしょうか?
パンやピザなど、和食以外のものを食べる機会も多い現代の食生活ですが、みなさんは麦などに含まれる「グルテン」という物質をご存知ですか?
人によってはアレルギー症状が出ることもあるものなんです。

そこで今回は、私たちの食卓の身近に存在する「グルテン」についてお伝えします!

そもそもグルテンとは

 

麦畑

グルテンとは、麦などの穀物類に含まれるたんぱく質の一種で、粘り気があるのが特徴です。
みなさんが日頃食べているパンやパスタ、うどんやラーメンなど、コシやもちもち感のある麺類にはすべてグルテンが含まれています。また、強力粉などはこのグルテンを多く含む小麦粉を使用している為、粘り気があるんです。

これほど私たちの身近に溢れているグルテン。50年前を境に小麦に含まれるグルテンの量が増えたそうです。その理由は1940年代に起こった人口増加にありました!

品種改良が原因・・・?

ノーマンボーローグ博士
ノーマンボーローグ博士(出典http://jp.unu.edu/)

時は1940年代。メキシコやインド、パキスタンなど当時の発展途上国では人口が爆発的に増加。食料が足りていない状況だったそうです。
世界的には致し方ないこととし、飢餓になってもよいのではという意見もありました。

そんな中、ノーマンボーローグという農学博士が従来の小麦の品種改良を独自の方法で行いました。博士は疫病や害虫に強く、短期的に育つことで大量の収穫が可能になる高収量型小麦を開発。それに加え、従来の有機肥料から化学肥料によって育てる方法や機械化を合わせたことにより、1960年代にはメキシコは飢餓から救われました。
2000年代にはメキシコの小麦の収穫量は1950年代の4倍以上にまで成長しています。

その後もボーローグ博士は世界各地を回り、高収量型小麦の生産を推進していきました。それにより世界的な飢餓が緩和され、今ではこの出来事を「緑の革命」と呼んでいます。
また、その功績が認められ、ノーマンボーローグ博士は1970年にノーベル平和賞を受賞しました。

ただ、その品種改良の際に副作用としてグルテンが以前の品種に比べ増加したのではと考えられています。
この品種改良は遺伝子組み換えの先駆けとも言われ、その副作用は後々に分かったそうです。

グルテンが体にもたらす影響とは?

え?
ではグルテンはどういう風に体に影響を及ぼすのでしょうか?

グルテンはヒトによってはアレルギー反応を起こすことがあります。軽度な場合は消化不良や便秘などの症状が現れます。
重度な場合は自身の免疫機能がグルテンに反応して腸を攻撃してしまい、ひどい場合は腸から栄養が吸収できなくなる「セリアック病」という自己免疫疾患になることも。
軽度な症状ではなかなかグルテンが原因だと気づかない人が多いそうです。

実際にグルテンがどのような食材に含まれているかというと、先ほど挙げた食品以外にもシリアル、ピザ、ケーキ、クッキーなど日常の中でたくさん食べているであろうものばかりです。
ちなみにビールや発泡酒も麦からできているのでグルテンが含まれています。
これらすべてにアレルギーになる可能性が潜んでいたとは驚きです。

グルテンフリーな食生活って?

グルテンフリーマーク
出典(http://www.gfco.org/)

先ほど説明したグルテンの身体への影響。これらに対し海外では「グルテンフリー」というグルテンを摂取しない食生活を実践している人が増えています。
たとえばテニスのジョコビッチ選手などは2010年からグルテンフリーを実践し、頭痛や胃の不調などのアレルギー症状が改善したそうです。
2011年には世界ランク1位のテニスプレイヤーとなり2016年現在も世界ランク1位を保持しています。
ジョコビッチ選手
ノバク・ジョコビッチ選手 (出典http://www.afpbb.com/)

海外では食品におけるグルテンフリー表示が一般的になっていますが、日本はまだまだ浸透していません。
ですが、私たち日本人にとってグルテンフリーな食事を実践することは難しくありません。
というのも、和食はほとんど麦類を含まない食事だからなんです!
私たち日本人の主食である米は、グルテンを含まずアレルギーが起こりづらいことで知られています。納豆やそばなど和食の代名詞とも言える食事にもグルテンは含まれていません!
また、洋食と比べて和食はカロリーも少なめで、食物繊維や発酵食品などバランスもとれており健康効果も期待できます!
グルテンによるアレルギーや体調不良が心配な方は、少しずつ食生活を和食に変えてみて体調に変化があるか試してみるのもいいかもしれません。

最後に

和食
では最後に、グルテンに関する押さえておきたいポイントをおさらいします!

1、 グルテンはパンやパスタ、うどんやラーメンなどの麦類に含まれている物質!
2、 人によっては体調不良を伴うアレルギー症状を起こす人も・・・
3、 和食はグルテンフリーな食品が多い!健康効果も期待できます!

まさかこんな身近な食材でアレルギーになる可能性があるとは思いませんでしたね・・・
グルテンのことが気になった方は、和食を意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか?