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身体の内側から美しくなるための「ビタミン」とは?

身体の内側から美しくなるための「ビタミン」とは?

最近、シミやシワ、ソバカスができやすいなどの肌トラブルが起きやすくなっていませんか?もしかしたらそれはカラダからの「ビタミンC不足」のサインかもしれません。

 

今回は、美容効果だけではなく、がん治療の活用にも期待されているビタミンCについての働きや摂取目安量についてご紹介します。

 

健康に美しくなるために欠かせないビタミンC

コラーゲン

美肌になるために欠かかすことができない栄養素といえば「コラーゲン」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?

 

「コラーゲン」は、タンパク質の一種で、細胞と細胞をつなぎ合わせる働きをしています。
この「コラーゲン」をつくるためにはビタミンCが必要不可欠です。

 

「コラーゲン」は不足すると細胞が離れやすくなり、その結果シミやシワ、たるみができやすくなります。

 

また、「コラーゲン」はカラダの骨の約20%を占めており、減少することで肌のハリや弾力がなくなってしまうだけではなく、骨が折れやすくなる影響も与えます。

 

ビタミンCを摂ることで、体内の「コラーゲン」は維持できます。
健康に美しくなるためにビタミンCをしっかり摂りましょう。

 

感情を支えるビタミンC

ビタミンCは美容効果だけでなく、感情に関わる働きもしています。

 

私たちの感情は神経伝達物質によってつくられており、興奮系の「ノルアドレナリン」を合成する際にビタミンCは必要になります。

 

「ノルアドレナリン」は心身を「戦闘モード」にし、集中力を高めたり、緊張感をもたらしたり、脳を活性化したり、痛みを軽減させるといった効果をもたらします。

 

しかし、ノルアドレナリンは危機的状況において効果を発揮しますが、過度な緊張感はストレスを招きます。

 

このストレスを解消するのもビタミンCなのです。

 

ビタミンCはストレスを感じると副腎という場所からストレス対抗ホルモンを出します。

 

精神的、身体的なストレスを感じたらビタミンCを補給して乗り切りましょう。

 

ビタミンC 解説

将来がん治療に役立つ日も?

ビタミンCは老化や動脈効果といった生活習慣病の元凶となってしまうものから、カラダを守る抗酸化作用という働きがあります。

 

そして現在、抗酸化作用だけでなく、がんにも効果が期待されています。

 

2005年米国科学アカデミーでは、ビタミンCの点滴によってがんの治療や副作用に効果があったという発表がありました。(※1)

 

将来的にがんの治療にビタミンCが用いられるのが一般的になる日も近いかもしれません。

 

おならで吸収率が分かる!?

ビタミンCの吸収率は個人差がありますが、ある方法で自分に足りているかの確認をすることができます。

 

それはおならです。

 

身体に吸収されなかった余分なビタミンCは腸管の中で乳酸菌などのいい菌を増やしたり、便をやわらかくします。

 

ビタミンCが十分に摂れている(余っている)と腸内細菌のバランスが酸性の状態に傾くことで、お腹が張ってガスが溜まりやすくなります。

 

無臭なおならがよく出るという方は健康な腸の持ち主であり、ビタミンCが十分に摂取できているといえます。

 

お腹の張り

ビタミンCを多く含む食品

ビタミンCをヒトは体内でつくることができないため、外部からの摂取が必要になります。

 

パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツなど野菜や果物に多く含まれていますが、熱に弱いという特徴があります。生で食べたり、煮汁ごと飲めるスープでの摂取をおすすめします。

 

bitaminnC

まとめ

今回は美容効果だけではなく、がん治療の活用にも期待されているビタミンCについての働きや摂取目安量についてご紹介しました。

 

現在分かっている効果だけではなく、研究で分かる新しい活用法もあります。

 

最新の情報を調べ、より効果的な食生活を送りましょう!

 

 

(※1)

一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所

高濃度ビタミンC(アスコルビン酸)点滴療法

 

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