更年期におすすめ漢方

女性は一生の間に4つのライフステージを経験するのはご存知ですか。
1つめが月経を迎える時期 – 思春期。2つ目が月経のある時期 – 性成熟期。3つ目が月経を終える時期 – 更年期。4つ目が月経を終えてから – 老年期です。
規則的であった月経周期が不規則になって、徐々に閉経を迎えます。
人によって個人差はありますが50歳前後で閉経する人が多く、この閉経の時期をはさんだ前後数年ずつの約10年間(一般的に45〜55歳頃)を”更年期”といいます。
そんな更年期の方にオススメしたい漢方を今回はご紹介します。
オススメしたい3つの漢方
■加味逍遙散(かみしょうようさん)
不安感やイライラがあってて味の冷えとのぼせを感じる「冷えのぼせ」や発汗や動悸などのある方にオススメです。
〜加味逍遙散って?〜
体質が虚弱な女性で肩こり、疲れ、精神不安などの精神神経症状や冷え性・虚弱体質・月経不順・月経困難・更年期障害などに効果があると言われています。
■当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
冷えや貧血傾向が強く、めまいの訴えもある場合は当帰芍薬散がオススメです。
〜当帰芍薬散って?〜
筋肉が軟弱で疲労しやすく、腰脚の冷えやすい方、貧血や倦怠感、更年期障害、月経不順、月経困難、不妊症、動悸、慢性腎炎、妊娠中の諸病、脚気、半身不随、心臓弁膜症などに効果があると言われています。
■桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
比較的がっちりとした体型のタイプで頭痛をはじめとする不定愁訴(ふていしゅうそ)を訴える場合にはこの漢方がオススメです。
〜桂枝茯苓丸って?〜
子宮ならびにその付属器の炎症、子宮内膜炎、月経不順、月経困難、帯下、更年期障害、冷え性、腹膜炎、打撲症、痔疾患などに効果があると言われています。
自分にあった漢方を選びましょう
今回ご紹介した3つの漢方で自分当てはまるものを試してみてください。
漢方は合いやすい人、合いにくい人がいますので自分がどちらのタイプかチェックするためにもお悩みがあれば1度手に取ってみてください。